勤務間インターバルコースが拡充

働き方改革法案の1つ、勤務間インターバル制度努力義務化がスタートしました。それに伴って4月より「時間外労働改善助成金勤務間インターバルコース」の助成金額が最大100万円に倍増しました。

どんな助成金なのか

長時間労働を是正するため、勤務終了後9時間以上の休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」を会社の規則にすることによって働きやすい会社を作っていくことが目標の助成金です。休息時間を作るには現状の働き方を効率化して生産性を上げていく必要があるでしょう。効率化を妨げている以下のような企業の課題解決の費用に助成金が出ます。

①人手に頼っている、古い機械設備、システムで調子も良くなく効率が悪い。

②働いている時間の記録をとっていない、または手書きをしていてはっきりとした労働時間の把握ができていない。

③業務上の無駄な作業があるようだが把握しきれていない。労働時間への意識があまりない。

対策としては①であれば在庫管理負担軽減のためのPOS、自動食器洗い乾燥機、携帯型成分分析計、入出荷システム、ダンプカー追加、業務システム、多機能美容機器、3DCAD専用機など様々な業種、機器が対象で効率化UPを目指します。

②であれば出退勤管理システム、打刻機器が対象で正しい勤務時間の把握やメリハリのある働き方をサポートします。

③のような状態であればどんなにいいシステムや機械を入れても、意識が変わらなければ社内改革は進まないため、外部専門家による業務意識改善研修を受けることができます。

助成金の注目ポイント

この中で注目なのは①の課題解決の有効活用です。勤務間インターバル制度を採用することで今まで高くて手が出なかった機械やシステムを会社負担も減らしながら設備など導入や更新ができます。

例えば11時間のインターバル制度を採用して100万円のシステム導入であれば3/4の75万円が助成金で軽減されます。(助成上限は100万円)

働く環境がよくなれば社員の方も喜ぶでしょうし、機械導入の負担も減らすので一挙両得といえるでしょう。今年度注目の助成金をぜひ活用してみてください!

概要

「勤務間インターバル」とは、勤務終了後、次の勤務までに一定時間以上の「休息時間」を設けることで、働く方の生活時間や睡眠時間を確保し、健康保持や過重労働の防止を図るもので、平成31年4月から、制度の導入が努力義務化されます。

このコースでは、勤務間インターバルの導入に取り組む中小企業事業主の皆さまを支援します。是非ご活用ください。

 

 

※ 本助成金でいう「勤務間インターバル」とは、休息時間数を問わず、就業規則等において「終業から次の始業までの休息時間を確保することを定めているもの」を指します。なお、就業規則等において、○時以降の残業を禁止し、かつ○時以前の始業を禁止する旨の定めや、所定外労働を行わない旨の定めがある等により、終業から次の始業までの休息時間が確保される場合においては、当該労働者について勤務間インターバルを導入しているものとします。一方で、○時以降の残業を禁止、○時以前の始業を禁止とするなどの定めのみの場合には、勤務間インターバルを導入していないものとします。

 

 

 

【本コースを今年度活用される事業主、又はこれまで支給を受けた事業主の方へ】

働き方改革に取り組む上で、人材の確保が必要な中小企業事業主の皆様を支援する人材確保等支援助成金(働き方改革支援コース)が創設されました。

本コースの支給を受けた事業主が、助成の対象事業主となります。

詳細はこちらのページをご参照ください。(時間外労働等改善助成金とは窓口が異なります)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000150891.html

厚生労働省HPより