年金担保融資とは?

どうしてもお金が必要な事情があるときは、自分で持っていなければ家族や友人、消費者金融、銀行から借りるということになるかもしれません。しかしそれ以外にも年金受給中の方であれば「年金担保融資」が受けられます。その要件は?

  • 申し込み可能者・・・老齢年金、老齢基礎年金、障害年金、遺族年金を受給している方
  • 融資金額・・・10万円~200万円迄
  • 利率(金利)・・8%
  • 資金使途・・・保健医療、介護福祉、住宅リフォーム、教育、冠婚葬祭、事業維持、債務等の一括整理、生活必需品購入

銀行や消費者ローンだと金利は10%~18%の範囲が多いのですがそれに比べると年金担保融資は金利がかなり低いといえます。すでに他で借り入れていた債務整理に充てるのも認められています。

また、老齢年金だけでなく、障害年金や、遺族年金受給者の方も利用できます。

年金担保融資の利用条件

年金担保融資は前提として「融資希望額」が借り入れ限度額です。

①受給している年金の0.8倍以内(1年分。年金から源泉徴収されている所得税額相当額を除く)

  • 1回あたりの返済額の15倍以内(元金相当は大体2年6か月以内で返済する)

融資限度額は「必要な金額」を希望しなければなりません。また、その額が必要な証明「見積書」「請求書」等を添付しなければなりません。使途自由で限度額内何度でも借り入れできる消費者金融や銀行とは違うところです。

定額返済額は1万円単位

年金担保融資は年金を受ける権利を担保に借り入れる制度ですから借り入れをした方に支給される年金から指定した額が引かれ自動的に返済されます。上限は1回あたり年金支給額の3分の1以下、下限は1万円です。(但し借入の決まりがあるので融資額によって1万円以上になることがあります)又、連帯保証人は必要ですが、いないときは信用保証制度が使えます。

シニア層になると消費者金融や銀行からの借り入れが難しくなりますが、年金担保融資なら60歳過ぎても借りられるので心強い制度ですね。

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年金担保融資貸付事業 ご融資の条件

ご融資金額

ご融資金額は、借入申込者ご本人が必要とする額(※)を限度とし、次の3つの要件を満たす額の範囲内となります。

10万円~200万円の範囲内(1万円単位。ただし、資金使途が「生活必需物品の購入」の場合は、10万円~80万円の範囲内となります。)

受給している年金の0.8倍(年額。年金から源泉徴収されている所得税額に相当する額を除く)以内

1回あたりの返済額の15倍以内(ご融資金額の元金相当額をおおむね2年6カ月以内でご返済していただくこととなります。)

※融資金の必要性等の確認のため、見積書、請求書等の資料をご提示いただき、借入申込書に「資金使途」、資金使途ごとの「必要額」及びその「支払(予定)年月」をご記入いただきます。また、「必要額の合計額」が「借入申込額」に満たない場合、融資金は「必要額の合計額」までのご融資額となります

ご返済は、独立行政法人福祉医療機構がお客さまの年金を年金支給機関から直接受け取ることによって行われます。
年金支給機関から偶数月に支給される年金のうち、お客さまが指定した額(定額返済額・1万円単位)を返済に充てることとなります。定額返済額の上限は1回あたりの年金支給額の1/3以下とし、下限は1万円となります。

貸付利率

年金担保貸付:2.8%(平成30年10月3日現在)

独立行政法人 福祉医療機構HPより