新入社員教育は何を行うか

平成27年度入社の新規学卒採用数はかなり伸びており、中小企業でも4月に学卒者を採るところも増えています。

新入社員教育は学生気分を払拭させ、社会人としての自覚を芽生えさせます。研修を通して次第に企業人として成長して行くスタートとも言えます。普通、新人研修は集合教育の形をとる事が多いのですが、社会人としての最低限必要な事項や職場に共通する事項等を学びます。中小企業等では例えば商工会議所や研修会社の研修を他の企業と共に受ける場合もあると思います。集合研修は数日から週単位の事が多いです。

社内研修と社外研修

企業内で講師を用意するOJT方式、企業外で実施するOFF・JT方式を使い分けます。  社内では実施しにくい事項は外部講師を招く等もありますが自社の重視すべき基本事項や重要な事項は各々の会社で違うので内部で行う事が大事です。

自社研修のテーマの例

新入社員教育には色々なテーマが考えられます。自社の考えや必要性に応じて取り組みましょう。例を挙げると

①会社生活の基本

・就業のルール、出退勤や休憩、休暇

・人事制度 福利厚生

②会社の仕組み・知識

・経営理念 会社の沿革 社会貢献

・取引の仕組み・顧客と取引先

・主力商品やお金の流れ

・利益とコスト

・ビジョン・中期計画・組織部門と役割

③仕事の進め方、指示、報告連絡相談

・仕事の手順・計画・サイクル・優先順位

・ビジネス基本用語

④ビジネス文書 伝票、報告書、PC研修、

OA機器とソフトウエアの取り扱い等

⑤ビジネスマナー、・社会人としての意識付

⑥現場作業の職場では具体的な実施訓練

他にも自社として身につけてほしい事は色々あると思います。短期間の間に全部は行えないとしても計画的に実施して行くことでスキルアップが期待できるでしょう。

会社の目標達成を目指して行う研修は新人に限らず訓練や能力開発を視野に入れて行うものとなります。

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新入社員研修とは 日本の人事部より

基本的なスキルの他社会人として働くのに不可欠な内容

新入社員研修とは、企業が行う階層別研修のうち、文字通り、新入社員に対して実施される研修のことである。入社後すぐに実施され、学生という身分から社会人となることを目的に、会社組織で職務・業務を遂行する上で必要な知識やスキル、ビジネスマナーなどの基本を身に付けてもらうために行う。実施期間は企業によって異なるが、一般的には入社後、1ヵ月から3ヵ月程度をかけて行うケースが多い。ただ最近では、1年から場合によっては3年といった長い期間を設けて、基礎からじっくりと行う企業も出てきている。このあたりは、新入社員を戦力としてどのように位置づけているか(即戦力化を求めるかどうか)、人材育成についてどう考えているかなどで異なって

くる。集合研修を行う際は、自社内の施設で集中的に行う企業が多いが、そうした施設のない中小企業などでは、外部機関を利用して行うケースも増えてきている。目的は新入社員教育の目的の第一に、学生から社会人への意識改革がある。まだ、社会に出ていない学生に対して、社会人となること(消費者から生産者にかわること)の意味・心構えや、会社組織の一員としての意識を持たせ、社会人として必要となる基本的な知識やスキル、責任ある行動習慣などを身に付けてもらうのである。その上で新入社員には、仕事や会社への理解を確実に進めていくことが求められる。何より、自分の働く企業をしっかりと理解していなければ、ギャップを感じ、早期離職へと発展することもあるからだ。事実、大卒者では入社後の3年間に約3割が離職している。仕事の事前の理解不足が理由ということが少なくない。 以下略