昨今どの業界も人不足の悩みはつきません。例えば飲食店業界は「人が足りない」「時間がない」「求人を出しても人が来ない」「人がいない」と悩まされています。人が採用できればそのような悩みは解消されていくと思いますが、労働人口減少の現在はなかなかすぐには解決できない課題でしょう。

また、人件費高騰も大きな影響があります。飲食店を継続していく上での損益計算で売上100に対して材料費と人件費の合計が60以上だと要注意といわれています。また水道光熱費が8以上であると使いすぎといるようです。

そうした人不足、コスト増加を少しでも解消に導くには道具の力を借りることも一つの手段でしょう。今回は飲食業で時間が短縮できてコスト削減につながるであろう設備備品についてみていきます。

スチームコンベクションオーブン

今回出てくる備品の中では一番費用の掛かるですが、その分時短効果も高いようです。

①通常のオーブンは下火・上火で加熱したりコンベクションオーブンでは熱風のみで加熱しますがスチコンは蒸気を入れながら加熱できます。そのことから加熱によって失われてしまう食材中の水分を補充しながら加熱ができるところに強みがあります。

②また特長として幅広い調理に使えます。実に8割の加熱調理ができるといわれています。単なるオーブンだと焼いたり焦げ目をつけたりといったことだけでしたが蒸したり茹でたり煮たりといったことまで可能です

③均一で安定した仕上がりも期待できます。火加減を数値化できるので正確にコントロールができます。シェフ、アルバイトにかかわらず安定した調理が見込めるでしょう

④調理の省力化もできます。火加減の調節や途中でひっくり返す等の手間がありません。監視の目が不要になるでしょう。

⑤簡単操作で誰でも作業が可能なことも特長です。

調理スタッフ育成や採用に余裕ができたり、サービス向上に時間をさけるようになるでしょう。ちょっと盛ったいい方ですが調理人一人雇うより仕事をしてくれるかもなんていう方もいます。

食器洗浄機

食洗器のない現場では下膳した食器がたまっていたりしませんか?食洗器を入れれば省力化につながります。コンベクションオーブンより費用は抑えられるようです

食洗器の効果は大きいです。蛇口からは大体毎分15リットルのお湯が出ていますが3分かかれば45リットルのお湯が出ていきます。食洗器では大体2リットルほどで洗い上げ業務用食洗器では最速2分ほどで洗浄が完了します。人が洗浄とすすぎをやる必要もなくなります。

手洗いは重労働ですし、1時間に200枚ぐらいしか洗浄できません。高い人件費、水道代ガス代、高い破損率があります。

食器洗いでかかっていた時間をサービスに充てることができるようになります。食洗器導入は効果があるでしょう。

沸騰時間短縮寸胴

食洗器も大体導入してしまっていてね、というときは調理器具を見直しても良いでしょう。寸胴ですがなべ底に炎をキャッチしやすくなるフィンがついている寸胴です。

特長としては炎をキャッチしやすいフィンがついているため同じ火力で効率的に鍋が温まります。一般的な60cm寸胴とフィン付きを比べると40分ほど短い時間で沸騰します。

ざっくり年52,000円と年400時間の短縮になります。従業員さんに早く出てきてもらって仕込んであるスープを暖めてもらう時間を短くできそうですね。

エコライン寸胴鍋 蓋無し

テーブル足自動調整アジャスター

最後は1セット5,000円ぐらいで導入できる製品です。ホールにあるテーブルはガタガタしてしまったりということがありますね。毎日開店前にテーブルの脚の調整をされている店も多いでしょう。そんな手間を自動調整の脚が解決します。ガタガタしていたとしても油圧によって物の数秒でテーブルのガタガタが解消されます。

特にカフェで効果があるでしょう。毎日たくさんの机を調整するのは大変です。自動で調整してくれれば他の準備に時間を回すこともできるでしょう。

https://search.sugatsune.co.jp/product/g/gSAJ/

まだまだほかにもいろいろと時短できるものはあるでしょう。

今回は飲食店に注目しましたがそのほかの業界でもいろいろな製品で時短が図れるでしょう。

「時間」は会社の経営資源(ヒトモノカネ時間)です。

しかし時間短縮=コスト削減だけでなく従業員満足UP、お客様サービスUPにつなげたいですね。経営者が大きな改善に投資して、現場で小さな改善を積み重ねていくことが重要です。

利益・資源を未来の会社・お客様・スタッフに投資することが繁栄する会社づくりにつながるでしょう。